歯周再生治療とは
歯周病は、歯を支える骨や歯肉に炎症が起こる病気です。特に重度の歯周病になると、歯肉が下がったり、骨が溶けてしまったりして、歯がグラつくことがあります。このような状態では、通常の歯石除去や薬による治療だけでは不十分となる場合が多く、歯肉の再生療法が有効な選択肢となります。
重度歯周病の特徴
再生療法の流れ

初診・診断

治療計画のご説明
歯周病の基礎治療
再生療法の実施
アフターケア
再生療法の治療内容
GTR法
特殊な膜(メンブレン)を使用して、歯周病で失われた歯周組織(歯槽骨、歯根膜、セメント質)の再生を促す治療法です。
●治療の流れ
- 歯周ポケット内部の歯垢や歯石を徹底的に除去します。
- 骨が失われた部分の形状に合わせ、メンブレンを挿入します。
- メンブレンが再生のための足場となり、新しい組織の形成を助けます。
- 数ヶ月後に再評価を行い、膜が不要になった段階で取り除きます。
●適応症
- 中等度から重度の歯周病
- 歯周ポケットが深くなっている
- 歯を支える骨の吸収が進行している
●メリット
- 歯周組織が再生し、歯ぐきや骨が健康な状態に近づきます。
- 歯の動揺を抑え、噛む力を安定させることができます。
- 歯を失うリスクを減らし、長期的なお口の健康維持に役立ちます。
●デメリット
- 手術を伴う治療となります。
- 治療期間が比較的長くかかります。
- 保険適用外となるため、費用負担が大きくなる場合があります。
※自由診療となります。
※治療期間の目安:約3〜6ヶ月
骨移植
歯周病や外傷などで失われた骨を補うために行う治療法です。患者様ご自身の骨や人工骨を用いて、骨量を回復させます。
●治療の流れ
- 移植する骨の採取部位や、人工骨の種類を決定します。
- 採取した骨または人工骨を、必要な部位に移植します。
- 骨が定着するまで数ヶ月から1年程度の経過観察を行います。
●移植する骨の種類
- 自家骨(ご自身の骨):顎骨、腸骨、肋骨など
- 人工骨:ハイドロキシアパタイト、β-TCPなど
●適応症
- 歯周病により骨の吸収が進んでいる
- インプラント治療を行う前に骨量を確保する必要がある
●メリット
- 骨量を増やし、歯の支持力を回復させます。
- インプラントが安定しやすくなり、成功率が向上します。
●デメリット
- 手術を伴う治療となります。
- 治療期間が比較的長くかかります。
- 保険適用外となるため、費用負担が大きくなる場合があります。
※自由診療となります。
※治療期間の目安:約4ヶ月~1年
エムドゲイン
(歯周組織再生療法)
エムドゲインは、歯周病で失われてしまった歯ぐきや歯を支える骨を回復させる再生治療です。
歯の根に専用のゲルを塗ることで、歯が生えてくるときと同じような環境をつくり、歯周組織の自然な再生を促します。
●治療の流れ
- 歯周ポケット内の歯石や汚れを丁寧に取り除きます。
- 歯の根の表面にエムドゲイン・ゲルを塗布します。
- ゲルが再生のスイッチとなり、骨や歯ぐきの回復を促します。
- 数ヶ月かけて歯周組織がゆっくり再生していきます。
●適応症
- 中等度〜重度の歯周病
- 歯を支える骨が減っている
- 歯をできるだけ残したい方
●メリット
- 失われた骨や歯ぐきの回復が期待できる。
- ご自身の治癒力を活かした自然な再生治療。
- 歯のぐらつきを抑え、抜歯リスクを軽減。
●デメリット
- 外科処置を伴う場合があります。
- 回復までに数ヶ月かかります。
- 自由診療のため費用負担があります。
※自由診療となります。
※治療期間の目安:約3〜6ヶ月
※すべての骨が再生できるわけではなく、個人差があります。
※重度の糖尿病や骨粗鬆症の方には適用できません。
当院の再生療法への
こだわり
お一人お一人に合わせた
オーダーメイドの治療
「最小侵襲手術」により可能な限りお身体への負担を抑えながら、患者様お一人お一人のお口の状態に合わせたオーダーメイドの治療を行っています。
先進的な機材と
バイオマテリアルの導入
また、マイクロスコープを用いてマイクロサージェリーを行うことで、治療中の組織への負担を最小限に抑えられます。
豊富な実績を持つ歯科医師が
治療を担当
すこやかな歯肉から始まる笑顔あふれる日々を
歯肉の健康は、お口の中だけでなく、全身の健康にも深く関わっています。歯ぐきの下がりや歯のグラつきなどでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。患者様お一人お一人に合わせた適切な治療をご提案いたします。
